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尚寿会でもお題噺

尚寿会でもお題噺
新宿区尚寿会の新年会に今年も呼んでいただきました。

3年目になります。

私の成長を見守っていただいてありがとうございます。

「初天神」
「蒟蒻問答」
の後でお題噺用にお客様から品物をお借りしました。

踊りの方たちが踊ってる間に作ります。

円蔵師匠や先代柳朝師匠はもらってその場で始めてたらしいですが、
とてもそんな芸当はできません。
それでも10分ほどで
「師匠の着物を無くして涙目で帰ってきた息子を叱る母親」
という噺がうまくまとまったので、ここに全文を紹介します。

借りた品
眼鏡、ハンカチ、ティッシュ、ネッカチーフ、携帯電話、指輪、甘さひかえめのまんじゅう、万年筆、定期券、薬入れ、カイロ、杖、みかんの皮

最初「できるわけねー」と青ざめましたよ。多少苦しいところはご愛嬌。

「お母さん、師匠の着物なくしちゃったの」
「ちゃんと謝ったのかい?」
「ううん、ぼくもう落語家やめる」
「何を言ってるんだよ。せっかく師匠のお目がね(眼鏡)にかなって入門できたんじゃあないか。
ほら涙をふいて(ハンカチ)
はなもかんで(ティッシュ)
え?クビ(ネッカチーフ)になるかもしれない?
謝ってみないとわかんないだろう?
え?もしかしたら、破門になるかもしれない?
もしかしたら、落語家向いてないかもしれない?
もしもしもしもし言ってるんじゃないよ(携帯電話)!!
指は(指輪)しゃぶらないの!子供じゃないんだから!
だめだよ!あたしゃそんなに甘くないよ(甘さひかえめのまんじゅう)!
ちゃんと謝るまで許さないよ!今度そんなこと言ったらお尻ペンペン(万年筆)しちゃうよ!
ほら、師匠の家までついていってあげるから。
何をやってんだい、早くインターホン押しなよ!
なーにを行ったり来たり(定期券)してるんだよ!
それからね、もしもの時のために、おまえの財布に3万円、くっすり入れといたから(薬入れ)
はい、ちゃんと師匠に謝んな」
「師匠、誠に申し訳ありませんでした」
「まあ今回はお母さんがわざわざ来て謝ってくれてるから許してやるけどな、気をつけろよ。
しかしおまえはいいおふくろさんを持ったな。
こんなに温かく(カイロ)支えてもらって(杖)るんだ。
一日も早く、一皮むけなきゃだめだぞ(みかんの皮)」

文章だと寒いダジャレの羅列ですが、
実際その場で品物を掲げながらやるとけっこう盛り上がるんですよ。

お土産に福袋をいただきました。中身は何かなー?

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