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さよならほくりく

三月のダイヤ改正で寝台特急『北陸』が廃止になるらしいです。新幹線のせいで移動が便利にはなりましたが旅の情緒ってものが益々無くなります。
松本清張の小説もそのうち理解できなくなるのでしょう。

寝台特急・北陸

この案内も来月まで。

寝台特急・北陸

子供の頃の憧れだったブルートレインに乗るべく、ただ乗るべく、北陸の指定を押えての北紀行。昭和の香りがまた一つ消えようとしています。

寝台特急・北陸

撮り鉄のお兄様方。

フォーカスはあくまでも北陸ではなく撮り鉄。

寝台特急・北陸

寝台特急はまだ数本残りますが、やはりブルートレインという響きに愛着を覚えるのです。

寝台特急・北陸

金沢行き。北陸新幹線が通れば東京から三時間くらいで結ばれるのでしょうか?そこを夜通し約7時間掛けて走ります。
旅の情緒ですなぁ。

寝台特急・北陸

では、入りますよ。

寝台特急・北陸

寝台車なので寝具一式が貸し出されます。
シーツと毛布と枕と浴衣。
座席があっという間に・・・

寝台特急・北陸

ベットにはや変わり!

ブラボー!

昭和な車内

本当に文化遺産に登録したいくらいですよ。

日本の経済発展を時代と共につぶさに見てきたであろうこの重々しさ、貫禄、最近出てくる軽い車輌なんか目じゃありません。

繋ぎ目の引き扉も決して自分では閉まりません。

お前が開けたんだからお前が閉めろ、のように最近目に付きがちな過保護や過度な機能は一切無いのであります。
昭和の親父を見るかのようです。


昭和な車内

これもね、私が子供の頃は特急に乗ると当たり前のように付いていた設備ですが、ペットボトルが当たり前の時代では過去の産物になっています。
それでもちゃんと機能するのがとてもノスタルジックで嬉しいです。


昭和な車内

給水機の紙コップね。
試しにボタンを押したらちゃんと飲み水が出ました。
ぬるかったけど。


昭和な車内

洗面台。
一応自動で水が出るようになってました。
でも石鹸とうがい用のコップは共用。
一つの物を大事に皆で譲り合って使います。
降りるまでは皆兄弟的な発想。
ここではゆとり教育の個人主義は通用しません。
皆で気を使って互いに譲り合って楽しい旅を作っていくのです。

昭和な車内

外気が車内に入らないように洗面スペースと寝室空間を遮る扉にも優しい心遣いが。
急停車する時があるから気をつけてね!

だって。

昭和な車内

静かな通路。このプライバシーに喧しい世の中にあって仕切りがカーテン一枚。
なんと大らかなんでしょう!近所の人を信用して無いととてもじゃないが落ち着きませんよ。あるいみ日本らしい感じです。

昭和な車内

折角なのでJR浴衣に着替えてみる。

ご満悦☆

昭和なパーツ

室内灯。

スイッチ結構堅いです、そして付くまで若干時間掛かります。

昭和なパーツ

廊下の壁にある取っ手。
手前に倒すと

昭和なパーツ

何と椅子に早変わり!

もたれた姿勢で夜明けの車窓をアンニュイな顔で眺めたい。(妄想)

昭和なパーツ

これまた全く見掛けなくなりました。その昔は東海道線の普通車にも常設されていて当たり憚らずモクモクと煙草をふかすオジサンが居たものですがいつからか世の中禁煙の流れに即して知らぬ間に消えていた灰皿が寝台車にはれっきとした現役で残っておりました。新幹線さえ全車禁煙の方向なのにいまだ堂々と喫煙OKの姿勢はまさに昭和ですなぁ。

昭和なパーツ

そしてこれ。テーブルの真ん中に立て掛けてある一本の金属の棒。

何か食べようにも邪魔で仕方がありません。
ところが

昭和なパーツ

横に引っ張り出すと

昭和なパーツ

ほら、梯子に早変わり!

これが無いと上のベットの人は登れない事になってます。

でも、更に何かを食べ難い形にはなりますね。

昭和なパーツ

あーー!

分かりますか?テーブルの下に付いてる栓抜き。

飲み物はビンが当たり前の時代の産物。
どっかでビンの飲み物買えば良かったーー・・・
と思っても後の祭りでありました。

金沢

今回の旅の第一の目的はですねぇ、この寝台特急に乗る事だったので、早朝の6:30頃に終着駅の金沢に着いてしまうと、もう、何も、やる事が、無くなってしまうのです・・・。・・・困ったなぁ。

金沢

数分遅れで後を追っかけてきたこちらもこの春で廃止が決定の上野発の夜行急行『能登』。車輌は駒次さんと乗ったあのボンネット型の489系。こちらも負けずに撮り鉄のお兄さんに人気です。
それにしてもこの早朝から写真の為にこの活動力は脱帽です。


金沢

あーーーあああかあーなざわわーーー

かーーーなーーーざーーーーわーーああーーわーーーーーーーーーーー

金沢

歌いたくなります。加賀の女。

記念にきっぷ貰いました。

金沢

思い出も集めております。

金沢

金沢、地方都市ですが品があると言うかどこか洒脱で雰囲気とても好きです。

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